投稿を公開したあと、多くの方がまず気にするのは「いいね」の数です。ですが、SNS運用を続けていくうえでは、いいね数と同じくらい「保存」の数にも目を向けることをおすすめしています。
保存は、見た人があとで見返したい、誰かに参考にしたいと思ったときに使う機能です。いいねより一歩踏み込んだ行動のぶん、アカウントやお店・会社への関心の強さが表れやすい指標でもあります。この記事では、保存という指標の見方と、保存されやすい投稿をつくるための考え方を整理します。
「いいね」と「保存」は見ている人の気持ちが違う
いいねは、投稿をさっと見て「良いな」と感じたときに、ほぼ反射的に押されるアクションです。一方で保存は、「あとでもう一度見たい」「このタイミングで使いたい」というように、少し先のことを考えて押されるアクションになります。
そのため、保存が多い投稿は、見た瞬間の印象だけでなく、見た人の生活や行動に結びつきやすい内容だと考えられます。フォロワーを増やすことだけを目的にすると見落としがちですが、保存は「このアカウントは役に立つ」という評価そのものでもあります。
保存されやすい投稿に共通する特徴
① あとで見返す理由がある
営業時間やメニュー、料金、手順など、「そのとき」ではなく「必要になったとき」にもう一度開きたくなる情報は保存されやすい内容です
② 情報がまとまっている
1枚の写真よりも、複数枚のカルーセル投稿で手順やポイントを順番に見せるほうが、「まとめて見返したい」という気持ちにつながります
③ 誰かに教えたくなる内容である
「これ知ってた?」と人に共有したくなる豆知識やコツは、保存だけでなくシェアにもつながりやすい投稿です
④ 悩みに対する答えになっている
見ている人が普段気になっていること、迷っていることに答える投稿は、「今度困ったときに見返そう」と保存される理由になります
投稿のジャンルで考える保存されやすい内容
業種によって出せる投稿の内容は変わりますが、保存されやすい投稿にはいくつか共通したパターンがあります。
- ノウハウ・コツの紹介 — 業種の専門知識を分かりやすく伝える投稿は、興味のある人にとって保存しておきたい内容になります
- メニュー・商品の一覧 — 「今度来店するときに見返したい」と思ってもらえる内容です
- 料金・プランの比較 — 選ぶときの判断材料になる情報は、その場で決めずに保存して検討されることがよくあります
- よくある質問への回答 — 同じ疑問を持つ人にとって、後から見返す価値のある投稿になります
反対に、その日限りの告知や、その場限りの雰囲気を伝える投稿は、いいねはつきやすくても保存にはつながりにくい傾向があります。両方の投稿をバランスよく組み合わせることが大切です。
キャプションや構成でも保存を後押しできる
保存されやすい内容であっても、見ている人が「あとで見返すものだ」と気づかなければ保存にはつながりません。キャプションの冒頭で「保存して後で見返してください」と一言添えるだけでも、保存を思い出してもらいやすくなります。キャプションの書き方についてはキャプションの書き方についての記事もあわせてご覧ください。
また、カルーセル投稿で情報を整理して見せる構成や、短い動画で手順を順番に見せる構成も、保存されやすさにつながります。リール動画の構成についてはリール動画の作り方についての記事で詳しく解説しています。
保存されやすい投稿は、ネタ切れ対策にもなる
ノウハウやよくある質問をまとめる投稿は、その場限りの出来事に頼らずに作れるため、ネタ切れしにくいという利点もあります。日々のお店・会社の様子を伝える投稿と、こうした保存されやすい投稿を組み合わせておくと、ネタに困ったときの引き出しになります。ネタの見つけ方はネタ切れ対策についての記事も参考にしてください。
数字の見方について
保存数は、投稿ごとのインサイト(アカウントの分析画面)で確認できます。いいね数だけでなく保存数も合わせて見ることで、「見た目の反応は少なくても、実は役に立つと思われている投稿」に気づけることがあります。どの投稿が保存されているかを振り返りながら、次の投稿の企画に活かしていくのがおすすめです。
まとめ
SNS運用では、いいね数の多さだけに注目しがちですが、保存は見ている人の関心の強さが表れやすい指標です。あとで見返したくなる情報、まとまった構成、誰かに教えたくなる内容を意識することで、保存されやすい投稿をつくることができます。
私たちBOOSTAでは、いいね数だけでなく保存数やリーチといった複数の指標を見ながら、投稿の企画・撮影・編集・投稿までを一貫してお手伝いしています。愛知県蒲郡市を拠点に、SNS運用の数字の見方に関するご相談もお気軽にどうぞ。
