投稿の最後に、思いつく限りのハッシュタグをずらずらと並べる。SNS運用を始めたばかりの方によく見られる付け方ですが、個数を増やすことが目的になってしまうと、かえって投稿の内容が伝わりにくくなることがあります。
この記事では、Instagram運用でハッシュタグをどう選べばいいのか、個数の考え方と組み合わせ方を整理します。
特別な分析ツールがなくても、投稿の内容を見直すだけで付け方を改善できます。SNS運用代行の実務でも、タグの数を調整するより先に、タグの「組み合わせ方」を見直すことのほうが多いというのが実感です。
ハッシュタグの役割は「検索されたときに見つかること」
ハッシュタグの一番の役割は、フォロワー以外の人がそのタグで検索したときに、投稿を見つけてもらうことです。おしゃれに見せるための装飾ではなく、「誰に見つけてほしいか」を考えて選ぶものだと捉えると、付け方が変わってきます。
そのため、投稿内容と関係の薄いタグをたくさん付けても、見つけてほしい人には届きにくく、むしろ投稿の趣旨が伝わりにくくなってしまいます。「何個付けるのが正解か」という個数の話より、まず「このタグで検索する人は、どんな投稿を見たいと思っているか」を考えるほうが、遠回りに見えて近道になります。
個数より大事なのは「誰が検索するタグか」
① 投稿内容そのものを表すタグ
何を撮った投稿なのかが分かるタグです。遠回しな表現より、見た人がそのまま検索しそうな言葉を選ぶほうが見つけてもらいやすくなります
② 地域名を含むタグ
店舗や会社がある地域で検索する人に届けたい場合は、地域名を入れたタグが有効です。「#蒲郡カフェ」のように、地域名と業種・ジャンルを組み合わせたタグは、来店につながる検索と相性がよい傾向があります
③ 業種・ジャンルの中でも範囲を絞ったタグ
範囲の広すぎるタグは投稿数が非常に多く、自分の投稿がすぐに流れてしまいます。もう少し範囲を絞ったタグも組み合わせることで、埋もれにくくなります
この3種類を組み合わせることを意識すると、個数そのものにこだわらなくても、見つけてほしい人に届きやすいタグ選びになります。範囲の広いタグを1〜2個、地域名を含むタグを数個、内容を表すタグを残りに充てる、というくらいの比率で組み合わせると、バランスが取りやすくなります。
すべてのタグを毎回新しく考える必要はありません。地域名や業種に関するタグなど、どの投稿にも使えるものはある程度固定しておき、投稿内容に合わせたタグだけをそのつど入れ替える、という進め方であれば、投稿のたびに悩む時間を減らせます。
避けたい付け方
- 投稿内容と関係のないタグを混ぜる — 人気のタグだからという理由だけで無関係なタグを付けると、興味のない人にしか届かず、投稿への反応も薄くなりやすい
- 毎回まったく同じタグの組み合わせを使い続ける — 投稿内容に関わらず同じタグを貼り付けていると、検索してきた人が求めている内容と合わず、離脱されやすくなる
- 個数を増やすことだけを目的にする — 関連性の低いタグを数だけ増やしても、見つけてもらいやすさにはつながりにくい
「このタグで検索した人が、この投稿を見て満足するか」を基準に選ぶと、無関係なタグを減らしやすくなります。
ときどき見直す習慣をつける
一度決めたタグの組み合わせを、ずっと同じまま使い続けている方も多いのではないでしょうか。時間が経つと、その地域や業種でよく使われているタグが変わっていたり、お店の状況が変わって伝えたい内容自体が変わっていたりすることがあります。
数ヶ月に一度でも、「いま付けているタグは、いま伝えたい内容と合っているか」を見直す時間を取ると、タグが実態と離れてしまうことを防ぎやすくなります。Instagramの投稿ごとの反応は、アプリ内のインサイト機能で確認できるので、タグを変えた前後で見比べてみるのも一つの方法です。
キャプションの書き方や投稿内容と合わせて考える
ハッシュタグだけを工夫しても、投稿そのものの内容が検索してきた人の期待とずれていれば、見つけてもらってもその先につながりません。業種別にどんな内容を投稿すべきかは、小売店のSNS運用についての記事やサービス業のSNS運用についての記事もあわせてご覧ください。プロフィール欄が整っているかどうかも、タグから来た人が次にアカウントを見たときの印象に関わるため、プロフィールの整え方についての記事も参考にしてください。
まとめ
Instagramのハッシュタグは、個数の多さよりも「誰に見つけてほしいか」を基準に選ぶことが大切です。投稿内容そのものを表すタグ、地域名を含むタグ、範囲を絞ったタグを組み合わせることで、興味のある人に届きやすくなります。関連性の薄いタグを数だけ増やす付け方は避け、投稿内容やプロフィールと合わせて見直すことをおすすめします。
私たちBOOSTAでは、業種や地域に合わせたハッシュタグの選定から、企画・撮影・編集・投稿までを一貫してお手伝いしています。愛知県内で「ハッシュタグをどう選べばいいか分からない」とお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
